夢日記13

とある警官の下に、ある日、算数の勉強をしたためたらしき手紙が届く。たどたどしい字で、算数を1から学んでいる様子だった。理由が分からず彼は無視した。
翌日は少しだけ進んだ内容。その翌日も、、、。彼は無視するようになった。
日々は過ぎる。数年後、彼はふと手紙を見てみると、誰も解いたことのない、難解な証明へ成長を遂げていた。ある日彼は、市のセレモニーで、手紙の主に会う。若い女性だった。そして手紙の主は誘拐されてしまった。
警官は探した。見つからない。そして何故か、上からの命令で彼女が監禁されているらしきその山を破壊することになった。
後に知る。彼女は天才として檻の中で育てられたことを。後に想像する。彼女の手紙は、緩慢な自殺のための計算式の一部だったのでは、と。